現役助産師に聞く!赤ちゃんのお肌ケア②
赤ちゃんのお肌ケア
赤ちゃんのお肌はずっと触っていたくなるほど、フワフワすべすべですよね。でも、実はとても繊細でトラブルを起こしやすいのも事実。そこで前回に引き続き、助産師の立石先生に・赤ちゃんのお肌の特徴・トラブル原因とその対処法についてお伺いしました。夏の汗をかきやすく、お肌もトラブルを起こしやすい時期だと思いますので是非参考にしてくださいね♪
赤ちゃんのお肌の特徴
①赤ちゃんは新陳代謝が活発で、産まれてから2〜3ヶ月は皮脂の分泌が盛んです。しかし、それ以降は皮脂の量は減っていきます。
②赤ちゃんの表皮は大人の半分程(皮脂量1/2、水分量1/4)で、皮膚のバリア機能が弱く外部刺激に敏感で乾燥しやすいのです。
キチンと洗ってしっかり保湿しましょう。
赤ちゃんのお肌を守る事はアレルギー対策でもあります。
肌トラブルの原因と対処法
トラブル原因④ お肌に触るもの
★お肌に触れるもので刺激になっているかも
【洗濯洗剤】
・大人と赤ちゃんの洗剤が違う時は、大人も赤ちゃん用で洗いましょう。
抱っこをした時に顔や手など肌が触れる所に肌荒れを起こします。
・柔軟剤は使わないようにしましょう。
・蛍光増白剤、合成香料、着色料、アルコール、石油系界面活性剤などが入っていないものを使いましょう。
・すすぎをしっかりし、洗剤残りのしないようにしましょう。
【洋服】
洋服の素材が合っていないと痒みや湿疹の原因になります。
・吸水性のよい、通気性のよい、肌に優しい素材のものを選びましょう。
トラブル原因⑤ 便秘
★便秘のお子さんは肌トラブルを起こしやすいです。
まずは便秘を解消しましょう。
母乳のお子さんはママの食事も見直しましょう。
トラブル原因⑥ アレルギー
離乳食を食べた後、お肌のトラブルがある時、お食事が合っていないかも知れません。
食べてすぐ赤くなる、湿疹がでるなどの場合は、食べた物をチェックしてみましょう。
トラブル原因⑦ 歪み
身体の歪みや身体の使い方で、湿疹が出来やすいお子さんもいます。
色々対策しても良くならないという方はご相談くださいね。
\ まとめ /
①お肌を清潔に保ちましょう。
②お使いのボディーソープ、洗剤を見直しましょう。
③保湿はしっかり、正しく行いましょう。
④洋服は通気性・吸水性の良いものを。
⑤身体の歪みや不調を改善しましょう。
今回お話を伺ったのは…
立石由香麗 助産師
大学病院勤務経験を経て、第一子第二子妊娠出産。妊娠中からのケアができる場所が少ない現実に直面。
アロマテラピー、リフレクソロジー、整体、クラニオセイクラルなど勉強し、2011年「ママと赤ちゃんのクラニオセイクラルケア Eldar」助産院を開業。
述べ約3,000組の母児ケアに携わり、妊娠中から産後の赤ちゃんケアを行う。また、「おうちで出来るケア講座」や「赤ちゃん講座」などママが家族にできるセルフケア講座を開催。
2016年〜産前産後ケアsagefemmeのスタッフとしても勤務している。
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