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現役助産師に聞く!【おっぱいの話 vol.2】~授乳期~

おっぱいの話vol.2の今回は、おっぱいの悩みやトラブルも多いい授乳期のことについてお話を伺いました。大変な授乳期も後で振り返れば赤ちゃんと密接にコミュニケーションがとれるとても愛しい期間ですよね。少しでも多くのお母さんと赤ちゃんが幸せな授乳期を過ごせるよう参考にしていただければ幸いです。

母乳分泌の秘密

皆さんはママの身体の中で母乳の準備はいつ頃からできているのか知っていますか?

実は、妊娠中期ごろから母乳分泌の準備は出来上がっています。
赤ちゃんが産まれたあと胎盤が剥がれたら、本格的な母乳分泌のスタートです!

【乳汁生成第1期(妊娠中〜産後2日)】
前回もお話ししましたが、最初の2〜3日に分泌される黄色くて少し塩気のある母乳が<初乳>です。 母乳分泌を促すためにこの時期にしたいのは、とにかく頻回な授乳です 。プロラクチンというホルモンの影響で母乳が分泌されます

【乳汁生成第2期(産後3〜8日)】
<初乳〜移行乳> 母乳の黄色さが薄くなってきます 母乳分泌量が増えてきて熱感や乳房緊満(おっぱいの張りのこと)を感じます。この頃、しっかり深く吸えていれば授乳のたびに乳房の張りが楽になるはずです!

【乳汁生成第3期(産後9日〜)】
<成乳 >飲んだ分(おっぱいの外に出した分)だけ作るようになります。 (オートクリーンコントロールという身体の仕組 みです 。)実は、プロラクチンとオキシトシンという母乳分泌に関係のあるホルモンは、胎盤が剥がれた時 がピークで、その後徐々に減少していき産後3ヶ月ごろには非妊娠時と同じぐらいになります。その頃には、乳房の熱感や緊満が激減します 。おっぱいが張っている=母乳出る と思っていると、張らなくなってしまったから母乳出なくなっ ちゃった…と心配になるわけですが、飲ませていれば、ちゃんと作ってくれるので心配はいりません!

母乳分泌の仕組みを知っていると、母乳量を増やしたい時や卒乳に向けて母乳量を減らしたい 時にどうしたらいいかわかりやすくなると思います。


ここからは、授乳期によく聞かれるお悩みにお答えさせて頂きますね♪

母乳を上手く飲ませられないんです・・・

おススメの授乳方法があります!

授乳の時、乳首が痛い、くわえるとすぐ寝ちゃう、支えている手が腱鞘炎になっちゃった、肩や背中が凝って痛い!!!でも、おっぱいは飲ませた方がいいし、SNSで見ると皆んな最初は痛いものだとか書いてあるし、我慢しなきゃいけないよね…というママ達によく会います。

つらそうです…

おっぱいって乳首を吸って飲むものだと思われがちですが、実は乳輪を吸うもの。
乳輪を口に含み吸ってもらったら、痛みなんて全くといっていいほどないです。そして母乳も乳輪を吸ってもらった方が沢山出ます。浅く乳首を吸っていると、母乳があんまり出ないので、すぐ寝ちゃったりします。
只、深く吸わせてね〜って言われても、赤ちゃんは口を開けないし、どうやったらいいの?って思いますよね。

わたしのお勧めは、レイドバック授乳です。

\ ポイント /

①ママのお腹とベビちゃんのお腹をベッタリとくっつけます
この時、しっかりハグするようにおへそとおへそが向 き合うようにしてください!

 

②身体から先にしっかり抱っこしたら、ソファなどに寄り掛かります
ベビちゃんの体重がママにのしかかる感じです!

 

③ベビちゃんの顎がおっぱいに着くようにします
この時乳首はベビちゃんの鼻の方を向いてます!

 

④ベビちゃんが口を開けたら、肉まんに食らいつくように赤ちゃんをおっぱいに近づけてくわえさせます
開けた口の中に乳首を入れることはしないでください!

くわえられて吸い始めたら、吸われてる感覚を味わってみてください。
どこを吸われてますか?
ツンツン引っ張られているのはどこですか?

正解の場所を吸われた場合、乳首の真ん中のおっぱいの奥の方、手では触れない場所です、そこをツンツンと引っ張られているような感じがあるのです。
この感覚は、意識して味わおうと思ってないと中々感じづらいですが、しっかり吸っている時と、遊びのみの時、チュチュとしゃぶっていたいだけの時、吸われている感覚の違いが意識していると分かるようになってくるかと思います。
これを知ってると、口を動かしているからちゃんと吸えていると思ったら全然量になってなかった〜なんていう事にはならずに済むでしょう!

このレイドバック授乳法は、寄りかかってしますので肩や背中、手首にも負担がなくとっても楽です。こんなに楽でいいんですか〜とおっしゃる方が多いです。1度お試しください♪

MEMO
母乳の出方は人それぞれで赤ちゃんの性格や成長によっても異なります。困ったときは一人で悩まずに専門家のもとへ足を運び、実際に母乳のあげ方を教えてもらったり話を聞いてもらってみてくださいね♪

今回お話を伺ったのは・・・

菅野紀代美様

 

助産師・看護師・中医薬膳営養指導士・ドライヘッドスパニスト

現在、産婦人科クリニックに勤務する傍ら、2016年〜産前産後ケア sagefemmeのスタッフとして勤務。2020年〜母乳ケアとドライヘッドスパをメインとした出張助産院くぅねを開業。元気な身体の基本は食事と睡眠をモットーに活動中。

女の子と男の子の出産・育児を経験し、自ら母乳育児を体験しあまりの楽しさに自他ともに認めるおっぱい星人となる。


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出張助産院 くぅね


TEL 090 2427 9981
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URL https://sango.or.jp/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回は、おっぱいをあげても泣くときは?乳腺炎にならないための対処法や母乳に良い生活などお伺いしようと思います。お楽しみに!