秋を味わうおやこcooking「材料2つ!ふわもち月見団子」

お月見団子を用意して家族で月を眺めてみませんか?

今回は秋の訪れを感じながら小さなお子様とも一緒につくれる「材料2つ!ふわもち月見団子」の作り方をご紹介致します。

2021年の「中秋の名月」(十五夜)は、9月21日(火)です。子どもはなかなか”月を見る”という機会がないかもしれませんが、せっかくの季節行事なので、手作りのお団子を食べながら家族で月を眺めてみませんか?

十五夜は秋の美しい月を観賞しながら、秋の収穫に感謝をする行事です。月と同じ丸いだんごをお供えし、それを食べると健康と幸せが得られると考えられています。十五夜では、十五にちなんで一寸五分(約4.5センチ)の大きさのお団子を15個お供えする習慣がありますが、今回はお子さんのおててサイズの、小さくて食べやすいお団子を作ってみましょう!

白玉団子は作り置きすると固くなってしまうのが難点ですが、お豆腐を入れることで、時間が経ってもやわらかいお団子ができるので、喉に詰まりにくく、お子さんにも安心して食べさせてあげられますよ。

<材料(2人分)>
白玉粉(もち粉でも)…100g
絹ごし豆腐…150g

 

<STEP1>
ジッパー袋に白玉粉とお豆腐を入れて、滑らかになるまでもみもみします。
(まぜまぜできるお子さんはボウルで混ぜてもいいですね。その場合は、粉がこぼれないようなるべく大き目のボウルを選びましょう。ボウルの下に濡れ布巾を置くと動きづらく作業がしやすいです。)

 

<STEP2>
よく混ざったら(耳たぶくらいの柔らかさを目安に)、お団子に丸めます。小さなお子さんは丸める方法がわからなくて、細長くなってしまうかも。その場合は保護者さんが「左手は動かさないで、右手だけコロコロしてみるんだよ」と声掛けしてあげましょう。

 

<STEP3>
沸騰した湯で、2~3分茹でます。目安は、お湯に浮かんでから1分弱です。お子さんが近くで見るときは、お鍋よりも必ず高い位置に顔が来るように、踏み台などを用意しましょう。

 

<STEP4>
流水にとって冷まします。冷めた団子を取り出す作業をお子さんに任せてみてもいいですね。「さっきはぺたぺたしていたお団子が、今はつるつる光っているね」など、変化をわかりやすく言葉に置き換えてみて、興味を引き出しましょう。

 

<STEP5>
お皿に積み上げ、(あれば)ススキと合わせて完成♪

[memo title=”MEMO”]

・白玉粉と豆腐はほぼ同量か少しだけ豆腐が多めです。豆腐は水切りせず、そのまま使います。
・耳たぶくらいの柔らかさになるまで、白玉粉やお豆腐を適宜調整してください。適当でも案外うまくできます♪
・手が冷たそうだったら、お豆腐を常温にしてもよいのですが、常温にするとベタつきやすいです。
・あまり大きさがバラバラになりすぎないように(ゆで時間を調整しやすいです)。また食べやすいようお子さんのひと口大の半分くらいのサイズがおすすめ。保護者さんが生地を適当な大きさにちぎって渡してから丸めてもらってもいいですね。
・丸めたら中央を軽く指で押してへこませておくと早く茹で上がります。
・余ったら冷凍できます。[/memo]

アレンジ

\ みたらし風 /

<材料>
・しょうゆ 大1
・三温糖 大2
・酒 大1.5
・水 大2
・片栗粉 大1

で作った餡をかけるだけでみたらし団子に♪
他にも、あんこ・きなこをかけてみたり、串に刺して焼き団子・ジャムをゆるくしてかける・ミックスフルーツと混ぜてフルーツ白玉など、アレンジ自在です!
生地にかぼちゃ(離乳食用フレークでも)を入れると黄色いお団子ができてお月見気分がアガりますよ。

白玉をこねたり、丸めたりする作業は粘土遊びに似ているので、お子さんも楽しみながらできます♪
ジッパー袋を使えば材料がこぼれず洗い物も少なく済むので、気軽に挑戦できます。両手の感覚をフルに使って作る、白玉団子を親子で楽しく作って、お月見に一役添えてくださいね。

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