歌や手遊びと一緒に読みたい絵本
だいぶ日差しも春めいてきました!とはいえ、お昼寝の後は寒くてもういちどお外へ連れて行くのも億劫・・・
そんなときでも、絵本はいつでもママと子の強い味方♪歌や手遊びと組み合わせてから入っていく絵本の世界は、いつもよりワクワク感が高まり、絵本への集中も深まりますよ。最初はゆったり歌い始めて、どんどんスピードを早くしていくと盛り上がりますし、声量やテンポを少しずつ落としていくと、絵本を読み始める雰囲気に誘導できます。
絵本のセレクトは「みたか・子どもと絵本プロジェクト」に所属しwithbabyママスタッフでもある、AYAKOスタッフです。
歌や手遊びと一緒に読みたい絵本
読み聞かせQ&A
Q.読み聞かせをしようと絵本を見せても全く興味を持ってくれません。何か気を引くいい方法はありますか?
A.読み聞かせをする前に、その絵本の内容に関するもので遊んでみるのはいかがでしょうか。
いざ読み聞かせをしようと思ってわが子を膝に乗せ絵本を構えても、なかなか関心を示してくれないことはよくあります。特に、まだ読み聞かせの習慣がついていない場合、そのような反応をする子がほとんどです。
絵本の楽しさをまだ知らない子にとっては、いつもの遊びの方が楽しくて当然なんですね。
そんなときは、歌や手遊びから入るのはいかがでしょうか。
例えば「大型バスに乗ってます♪」とお膝の上で遊んだ後に「バスごっこ」の絵本を読む。
「げんこつやまの たぬきさん♪」と歌いながら手遊びを楽しんだ後に「この本に出てくるたぬきさんも同じとこしてるよ」といって絵本を読む。
朝、目の前でホットケーキを焼き、食べた後に「しろくまちゃんのほっとけーき」を読む。などなど。
先に実体験をして、その直後に関連する絵本を読むのです。ポイントは「直後」。そのうち「直後」でなくても、記憶を辿って経験と絵本の内容を紐づけて楽しむことができるようになります。そして読み聞かせが習慣になったら、次は絵本から経験につなげたり、空想の世界へ入り込む番です。こうなれば、絵本好きになるまでにそう長く時間はかかりません。
上記で紹介した絵本
バスごっこ
香山美子 詩
すまいるママ 制作
世界文化社
げんこつやまのたぬきさん
長野ヒデ子 作・絵
のら書店
しろくまちゃんのほっとけーき
わかやまけん 作
もりひさし 作
わだよしおみ 作
こぐま社