こどもと’いっしょ’のhappy LIFE style

【三鷹の農vol.1】私たちと農業の架け橋 ー三鷹ファームー

 

三鷹ファームは、三鷹市内において減少し続けている農地を出来る限り保全し、都市農業を永続的に発展させていくことを目的として、農業者6名により設立されました。

農業者が直接指導する野菜づくり体験・新鮮野菜の収穫体験・イモ煮会・小学生の麦踏み体験など、市民も気軽に参加する新しい農業スタイルを提案し続けています。

三鷹ファームの代表的な取り組みをご紹介してみます。皆さまきっと一度は耳にしたことがあるものばかりです。

◆三鷹野菜づくり体験

1グループ30㎡程度の農地で、夏・秋野菜(10種類程度)の栽培を行います。種苗・肥料・農具は主催者が用意し、種まきから収穫まで農業従事者が丁寧に指導。

野菜作りに興味があるけど、何から始めたらいいのかわからない・・・という方も多いはず。必要なモノは全て揃っていて始めやすい。しかも揃っているのはモノだけではなく、農業のプロの方がご指導くださるので、初心者でも身一つで畑に行くところから都市農業と繋がるきっかけが始まります。

◆三鷹野菜収穫体験

安全な三鷹野菜(12種類程度)を収穫体験。

6~12月(収穫時期に応じて週1~2回程度収穫。)
夏:玉ねぎ・トマト・ナス・きゅうり・じゃがいも・枝豆など。
秋:里芋・大根・ブロッコリー・小松菜・ほうれん草・リーフレタスなど。

三鷹野菜づくり体験との違いは「収穫だけ」を切り取って何品種もできること。畑までちょっと距離があって、こまめに畑を見に行けないと言う方、赤ちゃんが生まれたばかりで畑の手入れになかなか行けないけど、収穫は上の子も連れて行きたい。お休みの日、パパはゆっくりさせてあげたいけど収穫だけなら家族一緒に楽しめそう♪とハードルがとても低い企画です。

◆イモ煮会 毎年11月に行われる収穫体験とイモ煮会。

※当イベントは、三鷹ファームが中心となって構成されている三鷹市都市農業市民交流協議会が主催のイベントです。

私達が参加した年は「大根とじゃがいもの収穫体験とあつあつイモ煮会」と銘打ち、約230人もの方が参加されました。自分の身長より大きいんじゃないかと思う大根を抱えて歩く子どもたち・お友達と誘い合っていらしたママさんたちの笑顔・芋煮が美味しいと言っておかわりしている方々・・・。皆様のたくさんの笑顔をいただいて、私達も幸せな気持ちになったイベントでした。 残念ながら、昨年から新型コロナ感染症拡大防止のため、開催を控えているそうです。

◆小学生の麦踏み体験・棒打ち体験

※今年度は児童による麦踏みや三鷹市民謡連盟による歌の披露はありませんでした。

秋:三鷹ファームの管理農地3500平方メートルに大麦・小麦の種を捲く。
1~2月:第一小学校の児童100人が麦踏みに参加。
※麦踏みとは、 霜柱で持ち上がった麦の株元や周りの土を踏み固め、凍霜害を防ぐ効果のほかに、麦の芽を踏圧することにより必要以上に間延びしてしまうことを防ぎ、耐寒性を増す効果があるとされるのだそう。

6月:黄金色に色づき、梅雨入り前に麦刈り。

7月:小学生を交えた棒打ちによる小麦の脱穀。その後、製粉所で粉挽。

三鷹市民謡連盟の方による『棒うち歌』が流れる中、三鷹ファームメンバーによる棒うちを行いました。その後、6年生数名が代表して棒うちに挑戦。

◆三鷹産大麦・小麦を使用したご当地グルメ

こうして収穫された約400㎏の小麦は市立小中学校22校の学校給食で「すいとん」として使用され、小中学生は三鷹産小麦に舌鼓。また老舗パン屋トーホーベーカリーで三鷹産小麦で作られたパンが毎年商品化されています。

2021年は三鷹ファームの三鷹産小麦粉の75%・全粒粉25%を配合した素朴なセミハードパンがトーホーベーカリーで販売されました。五輪に掛けて5つのドライフルーツ[黒:カリフォルニアレーズン・緑:グリーンレーズン・赤:ドライクランべリー・黄:ドライパパイヤ・白(青のかわりに):ドライパイン]が入りました。

また、三鷹の井戸水と大麦・小麦を併せて造られたオール三鷹産のクラフトビール「北野の杜ビール」として商品化され、話題になりました。

三鷹ファーム産ホップ。

◆地域活動との連携

①二葉製菓学校・二葉栄養専門学校を運営する学校法人古屋学園と業務提携
「地域・農業の発展」「学生への教育内容充実」等を図るため、業務提携を締結。調理を学ぶ学生さん方が三鷹ファームの畑で野菜を育て、学園祭や卒業作品展などで野菜を使ったお料理の提供・野菜の販売をしています。

②北野情報コーナーへの協力
北野情報コーナーは、地域のまちづくりや外環事業などについての情報を知ることができ、地域の皆さんの声を北野の里(仮称)のまちづくりに反映する場所です。隣接する広場やコミュニティ農園なども合わせた運営に協力しています。

 

三鷹ファームのこうした活動は市内にお住いの方ならば何かしら耳にしたことがあるかと思います。コロナ禍で集客イベントについては休止があるものの、棒うちは毎年各新聞にも取り上げられていますし、学校給食のお世話になっている親御さんなら献立表で三鷹産小麦のメニューを毎年見かけますよね。

 

地域に土や畑があり、代々の農家さんがいる恵まれた三鷹。とはいえ、畑仕事や野菜作りの経験がある市民が多いのかどうかは計り知れませんが、少なくともこのように体験やふれあいの機会を設けてくれている三鷹ファームさんの活動が地元の畑・農家さん・三鷹の農業に対する好奇心を生み出していることは間違いありません。
私自身も、三鷹に越してきてから初めて畑に踏み入れさせてもらったのは、三鷹ファームさんの企画でした。身近に畑や農家さんがあることがどれだけ恵まれていることなのかを感じつつ、親としてもそれを子に伝えていくことは三鷹に住むと決め子育てしていく以上は必要なことだと思っています。そんな気持ちを胸に、これからも楽しみながら地域・農家さんにふれあい続けていきたいと思います。

 

次の機会には北野情報コーナーを訪れてレポートしますので、新川・北野・中原エリアの方々お楽しみに!

株式会社三鷹ファーム
三鷹市下連雀三丁目38-4 (株)まちづくり三鷹内
TEL:0422-40-9669
E-mail:farm@mitaka.ne.jp
HP https://mitakafarm.mall.mitaka.ne.jp/
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