冬を楽しむおススメ絵本~くまの子ウーフ作者・神沢利子さん100歳展のお知らせ~

本格的な冬の寒さが続く中、澄んだ夜空に浮かぶ星を眺めたり、はらはらと舞う雪を目にする日もでてきましたね。
おうちで過ごすことが多くなる冬は、お風呂で楽しく過ごしたり、温かい食事にほっとしたり、親子の絆がますます深まる季節です。
「やることが尽きたな」「何をしようかな?」と思ったときは、是非絵本の読み聞かせもしてみてください♪
今月は、冬にぴったりな食べ物、雪、お部屋あそびが楽しくなるおはなしを紹介します。

絵本のセレクトは「みたか・子どもと絵本プロジェクト」に所属しwithbabyママスタッフでもある、AYAKOスタッフです。。

冬の訪れを感じるおススメ絵本

つみき

中川ひろたか 文
平田利之 絵
金の星社

ひとつ、ふたつ、みっつ・・・つみきを積み上げていくシンプルなお話の中に、表情豊かなつみきたちの「ドキドキ」「ワクワク」が詰まっています。「がっしゃーん」「あーあ」のシーンはお子さんも大喜び間違いなし♪
絵本を縦に読み進めるのも、お子さんにとっては興味深いかもしれません。

おでんのゆ

真珠まりこ 作・絵


おでんの具たちが、あたたかい「おでんのゆ」の中へはいっていきます。
個性豊かな具たちがそれぞれのスタイルで飛び込む姿は、読んでいるこちらまで楽しくしてくれます。
場面の端には描かれている具の後ろ姿を見ながら、「つぎに入るのは誰かな?」と親子で当てっこしても楽しいですよ。

ないしょでんしゃ

薫くみこ 作
かとうようこ 絵
ひさかたチャイルド

「もりのてつどう」は雪が溶けるまでお休み・・・のはずなのに、シー ゴトンとゆっくり動き出して、駅長さんはビックリ!
少し長めのおはなしですが、リズミカルな擬音語や「ナイショナイショ」のセリフ、仕掛けもあるので、小さな子でも聞きやすいおはなしです。
赤ちゃん絵本を卒業したい、少し長めのおはなしに挑戦したい、上の子と一緒に読み聞かせしてあげたいという人にもおすすめです。

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くまの子ウーフ作者・神沢利子さんおめでとう100歳展

「くまの子ウーフ」などの作品で知られる三鷹市在住の児童文学作家、神沢(かんざわ)利子さんが今月下旬に100歳を迎えるのを記念する展覧会「北と星といのちと~同じうたをうたい続けて~」が1月18日から三鷹市芸術文化センター地下1階第4展示室で開催されています。

くまの子ウーフは、主人公のウーフが日常生活の中で見つけた疑問に、自ら答えを見つけていくストーリーです。愛らしいつりズボン姿も人気で、国語の教科書にも掲載されたほか、海外でも翻訳されています。

展覧会では、くまの子ウーフや「ちびっこカムのぼうけん」などの直筆原稿、多くの児童文学関係者との交友が分かる資料や年表、お子さんも楽しめるウーフのお家などが公開されています。入場無料なので是非この機会に三鷹市が誇る児童文学作家さんの世界に触れてみて下さい。

開催期間

令和6年1月18日(木曜日)から2月4日(日曜日)
午前10時~午後6時。金曜のみ午後8時まで
月曜休み。

開催場所

三鷹市芸術文化センター

地下1階 第4展示室
三鷹市上連雀六丁目12番14号

関連イベント

「おめでとうスタンプラリー」

市内8か所の施設(三鷹図書館(本館)・東部図書館・西部図書館・三鷹駅前図書館・南部図書館みんなみ・井の頭コミュニティ・センター・展覧会会場(三鷹市芸術文化センター)・星と森と絵本の家)をまわって、神沢さんの作品を楽しみながら、スタンプを集めよう!スタンプの数に応じてプレゼントもあります。
詳しくは三鷹市の、神沢利子さんおめでとう100歳展関連イベント「おめでとうスタンプラリー」を開催!のページをご覧ください。

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